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2014.09.23
こんにちは。
気温が低い日があったりとすっかり空気が秋めいてきましたね。
そろそろスポーツの秋、食欲の秋、読書の秋・・・といった言葉も聞こえてきそうです。
今回は芸術の秋ということで、目黒区美術館で9月18日まで行われていた
「ジョージ・ネルソン展?建築家、ライター、デザイナー、教育者」
へ行ってきました。
ミッドセンチュリーを代表するデザイナーのジョージネルソン。
マシュマロソファやボールクロックをみれば、ジョージネルソンと
聞いたことがなくても「ああ!」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一見するとデザイン性の高さに意識が向きがちですが、
今回の美術展でもたびたび出てきたキーワードが「合理化」「コストダウン」といった言葉。
例えば、「スワッグレッグ・グループ」。
椅子やテーブルの脚の形を同じデザインにしてコストダウンを図っています。
デザインを統一させた一つのシリーズとして
出されていますが、合理化やコストダウンも狙いのひとつ。
それが優れたデザイン性を兼ね備えているのですから素晴らしいですね。
デザインを追求していくとコストが上がったり機能性が落ちたりしていくと考えられがちですが、
ミッドセンチュリーの時代は、大量生産の技術が確立され始めた時代。
そんな時代背景もあってかデザイン性と合理性が備わっている数々の名作が生まれたのですね。
素敵なデザインの家具やインテリア小物にもそういった思惑や背景があるのを
知るとちょっと見方も変わってきます。
芸術の秋、秋の夜長に、気になっていた家具の背景を調べてみるのも楽しいかもしれないですね。
以上、デザイン室より小林でした。
デザイナーと作るリゾート空間 東京注文住宅はカジャデザイン