犬のための建築

2013.11.28

こんにちは、tomiyaです。

先日、乃木坂にある「ギャラリー間」にて催された『犬のための建築』展に行ってきました。

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ギャラリー間は、無料で気軽に訪れることのできる企画展示場でして、学生時代によく足を運んだ場所です。

今回は"犬のための建築"ということで、お恥ずかしながら今まで"人のための建築"しか考えたことがなかったので、どんなものが提案されているのか見に行ってみました。

スタッフさんに撮影の可否を聞いたところ、OK!とのことでしたので、ここぞとばかりに写真を撮らせて頂きました。興味深く感じたものを幾つかご紹介させて頂きます。

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展示場に入ると、いきなりパンチの効いた作品が目に飛び込んできました。

デザイナーはライザー・ウメモトさん、モデルはチワワです。

犬のための建築というと小屋的なものを連想しますが、その「建築」を別の視点から捉え、デザインされたものです。斬新でインパクト抜群ですが、実用的には難ありといったところでしょうか...。

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こちらはDior表参道を設計された妹島和世さん、モデルはビションフリーゼです。

クッションとしても扱えるみたいですね。作品もモデルもモコモコしてて気持ち良さそうです。

モデルの特徴を作品に活かした提案ですね。

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次に、武蔵野美術大学図書館を設計された藤本壮介さん、モデルはボストンテリアです。

シェルフ兼犬小屋といったところでしょうか。とても分かりやすく建築的で実用的な印象を受けました。

またモデルも割と誰でも当てはまりそうな印象です。

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こちらは原デザイン研究所の三澤遥さん、モデルは日本テリアです。

他の作品に比べ、家具としても扱えるような二次活用には至らないかもしれませんが、制作に手間もかからず、非常に軽やかなので、私はこちらに一番惹かれました。

これらの作品は全てインターネット上で図面をダウンロードでき、ご家庭で制作できるそうです。

最後にもっとも家具に近い作品をご紹介させて頂きます。

ギャラリー間の2階は、原デザイン研究所の原研哉さん展のようになっていました。

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はじめは、犬と飼い主さんとの目線を合わせることのできる小屋的な提案から始まるのですが、

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このように最後の方になると、椅子兼犬小屋のようになっていました。

若干複雑な構造に見えますが、実用性の高さの光る作品のように感じました。

以上のように幾つかご紹介させて頂きましたが、私は"発想力"と"現実性"を兼ね備えた作品に惹かれたと思います。

実際に実現させるのが建築ですから当然なのですが、改めて感じた展覧会でした。

愛犬家の皆様は特に、どのように感じられたでしょうか...

以上、tomiyaでした!

デザイナーと創るリゾート空間 東京注文住宅はカジャデザイン

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