6月22日、ついに富士山が世界遺産に登録されました。

静岡県出身の私としては、とても嬉しく思います。

三保海岸

しかも、ユネスコの諮問機関であるイコモスから除外勧告を受けていた「三保の松原」に至っては、ほとんどあきらめていただけに存外の喜びです。

今回に関して、日本のあきらめない外交手腕は、もちろん特筆に価するのですが、三保の松原からの景色が富士山にとってとても重要な意味を持つとして、イコモスの除外勧告に反対してくれた各国の代表の方のご発言には、後のニュース映像でさえも、不覚にも涙腺がゆるんでしまうくらい感動いたしました。

ですが、富士山はそんな「名所」だけでなくても、どこから見ても絵になるのが富士山なのです。

日本平からの富士山

私は子供の頃から富士山を見上げて育ちましたが、見飽きたという事が一度もありません。

これからは、この美しい富士山をいつまでも美しく保つ為、みんなで努力していかなければなりませんね。

茶畑と富士山

29・30日には完成現場見学会が開催されます。

もちろん、富士山の話題とは同列には出来ませんが、「住まい」もお施主様と一緒に心をこめてつくりあげたものです。

現場も美しく保つ為には、携わる全員の意識と努力が必要です。

これから先何十年に渡ってその町の景観のひとつとして佇む訳ですから、私どもも全力で素敵な住まいづくりをサポートしていきたいと思います。

みなさまと住まいづくりをご一緒出来ることを楽しみにお待ち申し上げます。

U.TSUYOSHI