こんにちは。デザイナーの北村です。
8月もあと一息で終わりになりますが、暑さはまだまだ続きそうですね。
「暑中見舞い」「残暑見舞い」会社のあいさつとしては出すけれど、個人的にハガキやを出す人は最近少なくなっているのではないでしょうか?
今回は、手紙をおくることについてのお話です。
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このデジタル時代に逆行しているかもしれませんが、私はよく手紙を書きます。
携帯のメールで送る程の内容でもない。返事を特に期待しているわけでもない。自分の近況報告も織り交ぜながら、ちょっとしたことをハガキにささっとかいてみるだけの5分とかからないとても簡単な内容です。
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類は友を呼ぶのか、友が類になるのかは分かりませんが、逆のパターンもたくさんあります。何年も手紙だけのやりとりになっている友人もたくさんいて、それはそれで少しさみしい気もしますが、内容や文字といった手紙の全体的な雰囲気から、こちらが勝手にあれこれ想像するものまた楽しいものです。
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下記は、金沢旅行をした友人が送ってくれたもの。表は21世紀美術館の建物写真。切手は兼六園。消印も金沢の名所とフルコースです!観光地がある郵便局だと、消印もオリジナルのものを押してくれるのです!
やられた!
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たまに郵便局で切手をまとめ買いしますが、切手コレクターではないので「もったいなくて使えない!」なんて全く思いません。きれいな色の切手を封筒の色と合わせてみたり、話の内容と切手の柄をリンクさせたり、小さい子どもがいる友人あてにはキャラクターものの切手を貼ったり。
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買い物に出かけ、かわいいハガキを見つけて、その絵の雰囲気からある友人を思い出し、それをきっかけに手紙を出す。
旅行先から、家族や仲のよい友人に向けて、おみやげだけではないその土地の空気感も届けてみる。
多少雑でも自筆の手紙は、温かさがあってとても大好きです。私にとって、手紙を書くことこれからもずっと続けて行きたい習慣の一つです。