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4月25日(水) 〜 7月16日(月)まで、
六本木の国立新美術館にて、
大エルミタージュ美術館展が開催中です。
エルミタージュ美術館とは、ロシアにある
世界遺産に登録された国立美術館です。
個人的に、いつの日か行ってみたいなぁ...
と憧れていましたので、
早速 調べてみました!
エルミタージュ美術館の所在地は、
ロシアのサンクト・ペテルブルク。
もちろん、遠すぎて訪れた事はありませんが (^ ェ ^)
ここは、1775年、エカチェリーナ2世が、
自身専用に建立した美術品展示室が、起源とされています。
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[↑] エカチェリーナ2世です。確かピョートル3世の妻ですね。
この二人の歴史を探っていくと、およそ平和な家庭という雰囲気はありません。
皇族ならではの、抗争があったようですね。
ちょっぴりコワい・・・ (´ ^ `)。
さてこのエカチェリーナ2世は、
ドイツをはじめ、国外から多くの美術品を買い取っていたようで、
そのコレクションを貴族に見せる様になります。
一般の市民に開放されるのは、もっとずっと先の事。
永い間、特権階級の間で密かに楽しまれていたのですね。
ずるい 笑
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[↑] こちらが、そのエルミタージュ美術館です。
この建物は、見ての通り、もともと宮殿でした。
「冬宮」 「小エルミタージュ」 「大エルミタージュ」 「新エルミタージュ」 「エルミタージュ劇場」
という風に、5つに区分けされています。
ちなみに、エルミタージュという言葉は、フランス語で「隠れ家」。
その名の通り、エカチェリーナ2世の隠れ家という訳ですね。
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[↑] こちらは、エルミタージュ美術館の内部。
左の写真は、有名な 「大使の階段」。
富の象徴である「金」が、柱や天井の飾りにふんだんに使われているのがわかります。
シャンデリアの細かい光が反射して、さぞきらびやかな空間だったのでしょうね。
一方、現代は、エコロジーが叫ばれる時代です。
欧米では経済危機も訪れて、誰もが、新しい生き方を模索しています。
その中で、こうした豪華絢爛な美術館展は、
日常を忘れさせてくれるパワーが詰まっているのではないでしょうか。
おとぎ話のようなこの世界に身を投じてみるのも、たまには良さそうですね。
公式ホームページ
http://www.ntv.co.jp/hermitage2012/ 以上、プレスの藤田でした。