パースのお話2

2012.03.19

今回はカメラについてです。
パースを描く時には現実に撮影する時と同じく、カメラアングルを決めていきます。この時にもう一つ必ず決める事があります。
それは、レンズの画角です。カメラが好きな人ならご存知ですね。3Dの世界にもレンズの画角が存在して、自由に変える事が簡単にできます。
5m x 5m x 高さ2.4mの部屋を用意して同じサイズの窓を2個あけました。
higa_zentai.jpg両手を広げた男性と腕を組んだ女性がいます。
二人の距離は5mです。
これから女性からの目線にカメラを設定して、カメラの位置は変えず、72mm、50mm、28mm、14mmと、レンズの種類だけ変えていきます。
始めに72mm。5m離れているにしてはちょっと距離が近い様に感じます。望遠レンズと呼ばれるのはここから上のレンズです。higa_72mm.jpg
50mm。このレンズは人の目に近いと言われています。自然な感じです。higa_50mm.jpg
28mm。部屋の半分くらい見渡せます。視界の歪みもそこそこ少なくリビングのパースを描くときには、このあたりを使います。higa_28mm.jpg
14mm。両側の壁もはいって部屋はほぼ見渡せますが、同じサイズのはずの窓がかなり歪んで違う大きさにみえます。higa_14mm.jpg
同じ位置に立っていても、レンズによって見え方が変わるので。シーンによって使い分ける様にしています。
パース担当の比嘉でした。

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