2016.04.22 construction
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2012.01.15
こんにちわ、デザイナーの井土です。
普段デザイナーとしてお仕事させていただいている私の裏の顔を
今日はちょっとご紹介...
昨年の12月のクリスマスも迫る頃
中国にある工場へ自社でお願いしている家具や建具の出来上がりを
確認しに行ってきました。
中国は瀋陽という北田舎に工場はあり、
冬は一番寒い時でマイナス30℃にもなるとっても寒い地域です。
工場の周りは広い畑になっていて夏は野菜を育てて食べたり
そんな和気藹々とみんなが家族のような工場です。
12月の瀋陽の気温はマイナス20℃。
降った雪が溶けることがなく、寒いを通り越して痛かったです(笑)
工場のわんこが出迎えてくれます。
寒いのに元気に外を走り回っています。。。
工場の中には完成したものが並べられていて約一日かけて
じっくり検品し、直しがあればその場でなにが駄目なのか説明し直してもらいます。
完全防備の私です。
完成した家具たち。
青い服の人が中国工場のオーナーで日本語が分かるので
通訳してもらって説明をします。
オーダーをいただいた家具以外にも
カジャデザインでしかできない新しいオリジナル商品の開発もしています。
こちらは家のパーテーションやデザインウォールに考えている商品↓
組み合わせても単品でも使えるローテーブル↓
また、検品の合間に時間があるときは建材も探しに行きます。
ここは本革屋さん↓
牛のシルエットのままたくさんの革が並んでいます...素敵です!
革、タイル、石、材木、ファブリック、いろんなものが結びついて
既成概念に捉われない新しいものが生れていきます。
さてさて今回寒い寒い検品の中、ほっこり心あたたまることがありました。
工場で検品後、みんなが家具の手直しをしているのを
持参したパソコンで図面を描きながら待っていたのです。
そうしたら、厨房近くの一番あったかい場所を教えてくれる人、
ベニヤとブロックで即席の机を作ってくれる人、電気毛布を持ってきてくれる人
みかんを持ってきてくれる人...
言葉は通じませんが、みんな私を気遣ってくれているのが伝わってきて
寒いけど工場の人たちの気持に心があったまりました。
検品を終えて、帰る日の空港からの日の出です↓
帰りはいつも朝8時のフライトで寝坊して乗り遅れると
翌々日まで飛行機がありません...毎回寝坊しないかドキドキしてしまいます。。
そして先月末検品したこの家具や建具も
今年の初めに日本に向けて中国の港をでました。
海を渡ってカジャデザインの倉庫に到着し、
もう一度検品をしてみなさまのもとへお届けします。
こんな感じで、直接関わるお客様もそうでない方も、
見えないところで家づくりのお手伝いさせていただいています。
以上、デザイナーの井土でした!