地震保険は必要でしょうか?

2011.10.01

特に最近は良く聞かれる質問となりました。
その質問を受けたときは、「考え方によります。」とお答えしております。
特に保険は、目に見えない商品なので、その人の考え方が判断基準となってきます。
ですので、答えは「その人の考え方による」ということになります。
例えば、ある人の考えでは、「保険とは、保険金の支払い額よりも、
掛け金のほうが多くてはじめて成り立つ業態なので、平たく言うと損している人の方が多い」
という考えの元、全く加入されない方もいらっしゃいました。
それとは逆に、「多少の損はあったとしても、保険にないっていないという不安があると
心配でしょうがない」とうことで、手厚い保険をかけられる方もいらっしゃいます。
 通常の損害保険であればいろいろな商品があるので、選択肢は多いのですが、
実は地震保険は他の損害保険と少し性質が違います。
とうのは、地震保険は、大地震が起きたときに多額の資金が必要になるため、
これを民間の損害保険会社だけで、負担するのは困難となります。
ですので、現在は、その一部を国が補償する形が取られています。
そのために、地震保険の補償内容は、どの保険会社もほとんど同じ内容となっています。
 その特徴を簡単にまとめると・・・
  ・地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災・損壊・埋没または流失による    損害を補償する地震災害専用の保険   ・対象は居住用の建物と家財   ・単独では加入出来ず、火災保険に付帯する方式での契約となり、    火災保険への加入が前提となる   ・火災保険の保険金額の30%?50%の範囲内で地震保険の保険金額を決めることが可能   ・補償限度額は建物は5,000万円、家財は1,000万円
 大きな特徴は以上です。
 この内容は、どこの保険会社も同じです。
 また、保険料は地震の危険性により、都道府県を4つの区分されているので、
その所在地と、構造(木造か、非木造か)で決まります。
 当社のある東京都エリアは、一番地震危険度が高い4等地になります。
 (1〜4に数字があがる程、保険料も高くなります。)
 であれば、耐震性のをあげようか、免震構造にしようか、制震構造にしようかなど
家創り全体のお話にも大きく関わってきます。
意外と、お住まいになる直前に決められているこのと多い保険のお話ですが、
計画の初期段階から検討していれば安心ですね。
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