今回は、住宅の外観について考察してみようと思います。
6月26日にも、外観の素材の選び方や、外観計画の具体的なアドバイスについて書かれていましたが、今日は少し違った角度から、外観を考察したいと思います。いうなれば、「ザイナーズハウス 外観編」です。
デザイナーズハウスでは、あらゆる部分にデザイナーの感性が形となって表現されています。外観もその一つです。
例えば、「デザイナーズハウス」と言われて、まず思い浮かべるのは個性的な外観のイメージという人も少なくないと思います。デザイナーズハウス 外観とは切っても切れない関係です。
それでは、その外観とは何で構成されているのかというと、屋根・窓・外壁・門扉・外構の植栽などなど・・・。オリジナリティ溢れる、注文住宅の外観も、拡大してみるとそれぞれのパーツはどれも似たり寄ったり、特別なパーツがある住宅はごくわずかです。また、特別な素材が使われていることも珍しいです。
それでも、デザイナーズハウスの外観が、洗練されて見えるのは、パーツの素材や色、目に映るもののバランスが巧みに計算されていているからです。
そのデザインの発想のモトになるのは、お施主さんの「こんな家が建てたい」という気持ちです。それが時には、窓の強調されたデザインになったり、曲線の組み合わせだったり、照明のデザインだったり・・・外構のデザインにも、直接の空間以外にも、オリジナルを表現できる場所は沢山あるのです。ただセンス良く建てるだけでく、そこに自分自身のオリジナルな要素が入り込んでくることが、デザイナーズハウス 外観の魅力なんだと思います。
町を歩いていると、いろいろな家の外観に出会います。街並みを構成する住宅の外観は、考えれば色々な見方ができて、とても面白いですし、沢山のお宅の外観を見る事で、自分の建てたい家の姿が見えてきます。
家づくりは考えれば考えるほど、細部にばかり目がいって息苦しくなったりもするものですが、そういう時にはぜひ、街並みや、外観からマクロな見方をすると、新しいアイデアを思いつくかもしれませんね。
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