みなさんこんにちわ。
プレス&デザイン担当のFです。暑さもようやくひと段落で、ほっとしますね。
私は毎日電車とバスで通勤していますが、その時間は読書タイムです。そこで、最近読んだ中でおすすめの本を書きたいと思います。
「超訳 ニーチェの言葉」
![niche.jpgのサムネール画像](http://www.kaja-design.com/staff/assets_c/2010/09/niche-thumb-150x220-1120-thumb-100x146-1123.jpg)
学生の頃、哲学の授業でニーチェの本を読まされましたが、私には難しすぎて断念...。そんな苦い思い出が、読みやすい本になっているのを発見しました!
ニーチェの著書である 「ツァトゥストラはかく語りき」や「人間的な、あまりに人間的な」などから、232 の文章が抜粋されているこの「超訳 ニーチェの言葉」。3cmはあるぐらいぶ厚くて、かなり読みごたえあり。国や時代を超えて、心を打つものがきっとみつかるとおもいます。
まだ半分ぐらいしか読んでいませんが、個人的に一番印象に残った言葉を引用します。
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「真に独創的な人物とは」
何か奇抜なことをして衆目を集めるのが独創的な人物ではない。たとえば、独創的な人間の特徴のひとつは、すでにみんなの目の前にあるのにまだ気付かれておらず名前さえ持たない物を見る視力を持ち、さらにそれに名称を新しく与えることができる、ということだ。名称が与えられて初めて、それが実際に存在していることに人間は気づく。
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日頃、プレスとして弊社の活動をみなさまに伝える仕事をしている私にとって、非常に胸を打つ言葉でした。そして、社会に貢献するということはこういうことだと思ってみたり。
興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてくださいね。