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以前当社は、公共事業(国発注の事業)の土木基礎工事のみを営む会社でした。
そんな、土木の会社が建築・インテリア事業に何故?「本気」で本格的に参入したか
と言うと、自分がこのホテル「AMANJIWO」に宿泊してしまったからなのです。
このホテルに宿泊する前も、旅行が好きで休みの度にいろいな国のリゾートと
称する街に出かけては、目を休め心癒やされていました。
こんなホテルが自邸だったら・・・
何時もイメージしていました。そんな中、(建築・インテリア事業を始める前)
土地を購入し、近所の工務店で自邸を建築しました。しかしながら、出来あがった
家は理想と程遠い「普通の家」になってしまいました。そんな普通の箱に、どんなに
素晴らしい家具やインテリア小物を設えてもどうにもならなかったのです。
その時に想像したのです・・・
こんな想いをしている人は、世の中にたくさんいるのだろうと。
また、その当時会社を設立し10年の節目で新規事業をと模索していた自分は
迷わず、「リゾートの空気を感じる住空間」を世の中に配信しようと決めました。
アンテナショップとして、インテリア事業を先行し吉祥寺に「Kaja」をオープン
させました。自社でデザインした家具・小物・建材を海外で製作し管理・直輸入し
様々なリゾート感を演出できる質感とオリジナルに拘り提供しました。(現在進行形です・・)
「AMANNJIWO」の空気感には、そのバイイングを始めた初期に触れてしまったのです。
今振り返ってみると、ビーチリゾートばかり好んでいった自分が原生林の中にこんな素晴らしい
空気感が潜んでいるなど想いもしませんでした。
バリ島や他のアマンとは全く違うミステリアスな空気が原生林の中にあったのです。
Indonesia Java 「AMANJIWO」の紹介です。
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メインゲート
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エントランスです。
到着すると、スタッフやマネージャーがフラワーシャワーと笑顔で
迎えてくれます。
入口の階段を上がっていくと奇跡の様なロケーションに遭遇します。
エントランスセンターの小さく開いた光の差し込んでいる開口の中心から世界遺産の
ボロブドゥール遺跡を真正面に望む事が出来るのです。
誰もが「感動」するロケーションをこの原生林の中に計算つくし創り上げているこの位置取りには脱帽です・・
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遠くにうっすら青く尖っているのがボロブドゥール遺跡です。
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夜のエントランスは、うっすらライティングされ神秘的です。
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この景色につられ、何度もこのホテルを訪れてしまうのです。
(アマンマジックとかアマン中毒・・なる言葉がある様です。)
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ホテル周囲の水盤にはカラフルなハスの花が何時も咲いていてゲストを
迎えてくれます。
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レストラン側のロケーションです。
何処を見渡しても、緑の濃い原生林や遠くにうっすら望む山々が本当に美しい。
心を癒やしてくれる絶景です。
このホテルに使用されている石材の質感にほれ込み、インドネシアスタッフに
探してもらい自社で直輸入し現在の住宅建設に取り入れています。
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アマンジヲと同じ石材を使用した施工事例(エントランス)です。
施工上の苦労は並々ならぬものがありますが、仕上がった空間の質感は落ち着いていて
素晴らしいかぎりです。(本物はいい・・)
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夕暮れは、より幻想的です。
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レセプションです。
お願い事を何時も最高の形で叶えてくれるアマンのスタッフがここにいます。
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レストランです。
円形の天井はシャンパンゴールド?シルバー?どちらにしても奇抜なのですが
この空間にとても馴染んでいて、開放感をより強く演出してくれています。
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ディナーは、ガムランの演奏にのせて女性の祈るような歌声が聞こえてきます。
至福のディナータイムです。
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美しいプールエリアです。
チェアーの場所を決めると、スタッフがタオル・ミネラルウォーター
フルーツなどをさりげなく運んで来てくれます。
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1stでは、ルーツの共有部分をご紹介しましたがいかがでしたか?
また、当社がどの様な思いでインテリア・建築事業を始めたかこのアマンジヲを通し
御理解いただけたでしょうか?
こんなジャングルの中に、そしてボロブドゥール遺跡を真正面に望むこの場所に
円形の宮殿の様な建築物を良くぞ設けてくれました。
最高のおもてなしをくれるこの場所はアマンリゾートの中でも傑作ではないでしょうか?
デザイナーと創るリゾート空間 東京注文住宅はカジャデザイン