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2014.08.08
こんにちは。
先日、現在六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリーで開催されている、
「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」へ行ってきました!
ガウディ好きの私は、ガウディ生誕150周年の2002年にガウディ建築を巡りにバルセロナへ一人旅をしてきたこともあるほど。
井上雄彦さんの作品も大好きなので、行く前からとてもわくわくしていました。
この展示会の魅力は、「二人のアーティストが奏でる夢のコラボレーション」や
ガウディの残した図面などの豊富な資料、ガウディデザインのタイルなどを使用した
会場の造りなど多々あるのですが、それについては是非、実際に行って体感していただきたいと思います。
実際の展示会に勝るものはないと思うので、今回は、私がおすすめするガウディ建築をご紹介させていただきます。
1つ目は、「カサ・バトリョ」です。
バルセロナのグラシア通り沿いにある、鮮やかな色彩の集合住宅です。
随所に動植物を思わせる有機的な曲線やモチーフが施され、その世界観に圧倒されます。
これだけ奇抜な感じだと、一見すると敬遠されてしまいそうですが、
実際にその空間に入ると何の違和感もなく、むしろとても落ち着くのです。
私もバルセロナ滞在中に2度訪れてしまったほど、素敵な空間でした。
2つ目の建築は「コロニア・グエル教会」です。
バルセロナ郊外の街にある、未完の教会です。
未完のため、地上部はなく、地下聖堂とポーチのみですが、きちんと教会として運営されています。
建築物というよりは自然の洞窟のような雰囲気のある教会ですが、
実はサグラダ・ファミリアにも通じる数々の構造や形状が導入された建物でもあります。
私が訪れたのは、ミサ直前の朝だったのですが、ステンドグラスから入る朝日が
洞窟のような地下聖堂内に差し込み、何とも荘厳で神秘的な雰囲気で、感動の一言でした。
3つ目は「ボデーガ・デ・ガラーフ」です。
地中海近くに建つ住居兼酒蔵の建物で、ガウディらしくない外観がちょっと異質なシンプルな建物。
ガウディは、「地中海沿岸の平均的な光は45度の角度を持ち、それによって物体をくっきりと照らし出し、その形状を明らかにする。それにより地中海には真の芸術が育ったのだ」と語っています。
地中海沿岸のこのシンプルな建物はまさにそれを体現しているかのような建築でした。
現在はレストランになっているので、次回行くときは是非ここで食事をしてみたいですね。
ガウディといえば「サグラダ・ファミリア」「カサ・ミラ」「グエル公園」といった
建築が有名ですが、ちょっとだけ王道から逸れてご案内してみました。
ご紹介した建物も十分有名でガイドブックなどにも紹介されていますので、
バルセロナに行かれる際には是非足を運んでみてくださいね!
余談ですが、「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」の帰りに
ミュージアムショップを覗いて思わず買ってしまったのがこちら。
テラダモケイから販売されている「1/100建築模型用添景セット スラムダンクシリーズ」!
「SLAM DUNK」世代の私には即買いのグッズなのでしたw
以上、デザイン室より小林でした。
■特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-
Takehiko Inoue interprets Gaudi's Universe
2014年7月12日(土)?9月7日(日)※会期中無休
森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ 森タワー 52F)
=デザイナーと創るリゾート空間東京注文住宅はカジャデザイン=