所沢市SE構法3階建『K様邸新築工事』基礎工事中です。

2012.12.13

基礎工事の大まかな手順として

根伐り、割栗地業、捨てコンクリート、鉄筋配筋、基礎コンクリートの打設と進んでいきます。
根伐り、割栗地業、捨てコンクリートまでを紹介していきます。

DSCF3542.JPG


コンクリート基礎を施工するために土を掘ること根伐りといいます。

コンクリート基礎の形に合わせて型枠を設置できる作業スペース分広めに掘っていきます。

ちなみに土を掘ることを建築用語で「掘削」ともいいます。

根伐りで重要な監理項目は、掘る深さと大きさが設計通り合っているかということです。

DSCF3543.JPG

10?15cmくらいの割栗石を根切り底に小端立てに敷き並べて、その隙間を埋めるために砂利を入れて突き固めることを割栗地業といいます。
近年は、ほとんどの基礎が割り栗石でなく砕石を採用されております。

基礎全体を転圧後に、防湿シートを張ります。

防湿シートを張ることで、地面から湿気が床下部分に入らないようにします。

本来、防湿シートは布基礎の床下部分に敷かれ、地面からの湿気を防ぐことが目的でした。

ベタ基礎の場合コンクリート土間が防湿層として機能するため、防湿シートは防湿層としてはあまり意味がないと言っても良いかと思います。
しかし、ある方がよりよいのでしょうね。

DSCF3544.JPG

丁寧に全面に張って貰っています。

基礎の種類は「布基礎」「ベタ基礎」がありますが、「布基礎」はおすすめできません。

土地全面に均一に重さがかかるベタ基礎がベストです。

防湿シートを敷き終わると次は捨てコンクリート打設となります。


捨てコンの必要性

捨てコンの上に鉄筋を組み、再度コンクリートを流します。

厚さは異なりますがコンクリートは2層になりコストと手間が増えますが、何故必要なのでしょうか?

何故かというと、墨出し・型枠固定の為に非常に有効で、捨てコンをすることで基礎工事の精度を上げることができます。

非常に重要な工事になりますので、捨てコンが施工されない基礎工事は要注意です。

DSCF3555.JPG

今回はK様の知人の基礎屋さんに工事をお願いしました。

当社の基礎工事を行うのは初めてですがとても丁寧に施工されています。

今回の工事を機に来年に着工する現場の基礎工事をおもわずお願いしてしまいました。

次回は基礎配筋からの紹介をします。


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